全漁連主催説明会の様子(投稿)

平成30年7月9日に福岡で開催された全漁連主催の「水産政策の改革」説明会の様子につき、このブログに匿名の方からの投稿がありました。大変貴重な最新の情報ですので、ぜひ皆様にもお知らせしたく、以下に掲げさせていただきます。

 

昨日の7月9日水産政策の改革について、九州地区の漁協代表者を集めて水産庁と全漁連より説明会が開催されましたので、速報としてお伝えします。一連の説明が終わったのち、質疑応答開始。とたんに長崎の組合長連中から全漁連に向け批難の嵐と質問攻め。系統組織の中央にいながら、国が行う水産改革が現場の漁場を混乱させるものもであることであることは明白であり、なぜ全漁連は水産庁に反論しなかったのか。我々漁民が日比谷公園でデモしたら全漁連は水産庁側に付くのか等々。
まあ今回の改革をみてみると漁業者が納得しないのは、十分理解できる。特に漁業権制度の見直しについては、明治初期の海面国有化と同等で、それを都道府県にやらせようとしているのではないでしょうかね。優先順位を廃止し、都道府県の総合的判断になど地方行政もできっこないと思うけど。今年が5年の免許切替だから秋の国会に間に合わせようとしていると思うけど、絶対に阻止すべきだね。
賦課金と負担金運営の全漁連ガンバレご活躍を祈る。
これからも面白い記事情報等お願いします。

 

実は、私も昨日(7月12日)大阪で開催された同じ説明会に出席してきました。水産庁主催のブロック説明会と比較し、会場の雰囲気が全然違いました。現場をあずかる系統役職員の方々の危機感がひしひしと伝わってくるものでした。まさに現実を踏まえ、今水産庁がやろうとしていることはとんでもないことであるのがわかっているのか!、的な質問が相次ぎ聞いていても「なるほど」というものばかりでした。

多くの意見が出されましたが、特に私の印象に残った二つを紹介させていただきます。

(意見1)

企業のことなどどうでもよい。改革案で最も恐れているのは、既存の漁業者間の対立が間違いなく激化することだ。今は何とか漁協でまとめているが、残念ながらある海域には漁協に入らない者がいて、その者がいるだけでその海域の漁業調整に大きな問題となっている。今度の改革は漁協の管理を弱め知事管理に移行するということなので、その様な人間が確実に増える。一体水産庁はどうしてくれるのか。

(意見2)

海区委が選挙していないのがけしからん? 冗談じゃない。あえて選挙をしないように事前調整しているのを知らないのか。仮に、選挙になれば人数の多い地域が多数をしめたりして、そんな委員構成で決まったことに他の地区が反発し調整機関として機能しない。選挙をしているところはそれができないところであり、むしろ漁業調整もうまくいっていないところが多い。水産庁は、このことをよく覚えておけ!

なお、私も一つ質問させていただきましたので、以下にそのやりとりを私の記憶の範囲で紹介させていただきます。

(私の質問)

改革案では、漁業権の優先順位を廃止するが「水域を適切かつ有効に利用している」免許は残すという。しかし具体的に言ってもらわないとそれではわからない。それに該当しない免許(水域を適切・有効に利用していない免許)は全体の1割か2割か、全部調べて公表してくれ、そうしないとこのような説明会を何度開いても意味がない。(これに対し、水産庁は「実際にはそのような免許はないと思う」とのいい加減な回答だったので)そんなこと言ってもよいのですか。参入しようと思っている企業さんが怒りませんか。規制改革推進会議は、この優先順位を廃止し「免許を取上げる」これそこが今回の改革の最大のポイントだと思っているはずと言っておきました。

さらに私から、「ではどう見ても確実に適切かつ有効に利用していいない免許がある、それは宮城県水産特区の免許。5年たっても計画の半分しか筏を敷設しておらず、大赤字で、2度も不祥事を起こした。これこそ本来は、今回の改革の先駆者であるべきところ、これはどこから見ても今回の改革の趣旨からして一番最初に免許をとりあげられるべきなのに、なぜか免許がまた延長されると聞く。これでさえ認められるというなら、確かに「水域を適切かつ有効に利用していない」免許などこの世にないことになるが、これはそういうことではなく、今回の改革でいかに知事の裁量で免許がどうにでもなるというでたらめさを表していると思う」と言っておきました。

 

皆様もぜひこのブログを情報伝達や意見の交換の場にご活用いただければと思います。

投稿をお待ちします。

 

 

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